コツとインシデント
点滴に苦手意識を持っているという看護師は、まず点滴のコツについてしっかりと押さえましょう。点滴は経験を積まなければ成長することも難しいものですが、その1回の経験で獲得できる経験値を高くするためにも事前に押さえておくべきことはたくさんあります。また、新人の頃であれば苦手意識を早めになくしておくことがとても重要になります。点滴を適切に処置するためのコツと、医療の現場で生じるインシデントの多くはその点滴であるということを学びましょう。
静脈ライン確保のコツ!
点滴を上手くなるためには静脈ライン確保のコツを掴んでおくことがとても役に立ちます。点滴に苦手意識を持つ人の多くは血管の選定でつまづいている人がとても多いです。静脈ライン確保を適切に行うことができれば、点滴を苦手としている看護師にとって点滴が怖くなくなるほどの変化を感じる人も多いです。ここでは静脈ライン確保のコツについて解説していますので、点滴に苦手意識を持っているという人はぜひ参考にしてみてください。
新人看護師の点滴のコツ!
経験豊富で点滴に慣れたベテランの看護師でも、その日の調子によっては全然上手くいかないと感じることがあるのが点滴なので、特に新人看護師は苦手意識を持ちやすいです。しかし新人の頃にこそ点滴に対する苦手意識を克服しておくことで、後々点滴に怯える必要もなくなります。新人看護師向けの点滴のコツを把握し、質の良い経験をたくさん積んで、早い段階で苦手意識を克服しておきましょう。
インシデントで1番多いのが「点滴」
看護師の仕事は人の命にかかわる業務を扱っていますので、たった1つのミスでも患者さんの命を左右してしまうという責任とプレッシャーの中で仕事をしなければなりません。医療の世界ではインシデントとアクシデントと呼ばれるミスがあり、インシデントとアクシデントの違いは重大な事故につながらなかったものと、重大な事故となってしまったものとなります。インシデントは重大な事故になるまでは至らなかったミスではありますが、点滴が原因で発生したミスが最も多いようです。