看護師の点滴の機会が少ない職場

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点滴の機会が少ない職場を紹介

点滴の機会が少ない職場を紹介

点滴がどうしても苦手だという看護師にとっては、点滴スキルを問われるような職場では仕事が苦痛になってしまうかもしれません。しかし、転職によってそもそも点滴をめったに行わない職場で働けたとしたら、点滴スキルに悩むことなく仕事に打ち込むことができるはずです。ここではそんな点滴スキルを使用する機会が少ない職場について紹介しますのでご参考ください。

大学病院

大学病院では点滴挿入は研修医のスキルアップをかねて看護師は処置せず、研修医が行うと決められていることが多いです。また看護師が点滴を行うことができるようになるためには、大学病院内の試験を受けて合格する必要があるなど、採血のスキルは使用することはあるかもしれませんが点滴のスキルはほとんど必要ないというケースが多いです。

小児科

小児科の中でも医師が処置全般を行うクリニックなどを探しましょう。小児科は処置自体が成人と比べて繊細で難しいということもあり、医師が処置全般を担当するクリニックがあります。こういったところでは看護師が点滴の処置を行うことがほとんどありませんので、点滴のスキルにあまり悩まされることなく働ける職場と言えます。ただし、看護師が処置を行っている職場では苦手な点滴がさらに難しい職場となりますので十分注意しましょう。

精神科

精神科の中でも内科や急性期病棟と診療科を混合していないところでは、基本的に点滴をしている患者さんがほとんどいませんのでおすすめです。月に1、2回など定期的に内服薬の効果をチェックするための採血はありますが、点滴と比べると採血を苦手とする人は少ないかと思いますので働きやすい職場と言えるはずです。

老人福祉施設

特別養護老人ホームなどの要介護度の高い人がいる職場ではなく、同じ介護施設の中でも利用する人の割合が要介護度の低い人が多いところがおすすめです。基本的に老人福祉施設も治療を行うことがほとんどありません。定期的な健康診断を行う際にも、連携しているクリニックや検診施設の看護師が採血をすることが多いです。注射をすることがあるとしても皮下注射になり、多くのスキルは求められません。もちろん点滴などの処置をすることはほとんどありませんので、点滴が苦手な人も苦労することなく働ける職場と言えます。また、介護施設での看護師の需要は高まっており、求人も多くあることからもおすすめの職場のひとつと言えます。看護師の職場は今や病院だけではありませんので、介護施設などの少し業種を変えた職場にも目を向けると転職先の幅を広げて考えることができるはずです。

点滴が苦手な看護師へ