点滴の機会がない職場を紹介
ここでは点滴が苦手という看護師に向けて、職場での点滴処置が全くない中で看護師が働ける職場を紹介しています。点滴に悩んで仕事を嫌いになってしまうくらいなら、点滴だけを嫌いになって看護師という仕事を続ける方がきっと良いはずです。ここでは点滴の処置が全くない職場を紹介していますので、点滴が辛くて仕方がないという人は転職も考えてみましょう。
デイサービス
デイサービスは比較的要介護度の低い利用者が多い通所介護を行う施設になります。介護施設なので治療を行う施設ではなく介護を行う施設であるため、点滴を行う必要のある利用者がいれば病院へ付き添うなどの仕事になります。病院へ付き添うだけなので点滴などの処置を病院側が行ってくれることになります。ただし介護施設全てが点滴のない職場とは限りませんのでご注意ください。
デイサービスで看護師が許されている医療行為に関してですが、結論から言えば自己判断で行うことのできる医療行為は存在しません。軟膏塗布やバイタルチェックなどは看護師が行える範囲ですが、摘便や痰吸入は医師から医学的な見地から専門的な指示を受けるまでは医療行為をすることはできません。
保育園
保育園に勤務する看護師が点滴をすることはありませんので、安心して働くことができる職場です。特に子供が好きな看護師であれば楽しんで働くことができる職場にもなりえますのでおすすめです。
しかし、食物アレルギーやアナフィラキシーを起こしてしまった子供などがいれば、点滴ではありませんがエピネフリン注射を打つ機会もあるのでその点は注意しておきましょう。ただしエピネフリン注射は難しい注射ではありませんので、そこまで神経質に考える必要はないです。
企業看護師
求人が少なく人気も高いので高倍率になりやすいですが、点滴もなく働きやすい職場として人気があるのが企業看護師です。企業看護師は企業の中で保健室の先生に近い役割を担う仕事になります。健康診断や病気予防などを主な仕事とし、務めている企業の中で健康管理を任されることになります。
医療機器の使用方法について電話対応する業務や、電話での健康相談業務などコールセンターのような仕事をする場合もありますが、点滴処置をすることはありませんので点滴スキルを気にしている看護師も働くことのできる職場になります。また治験コーディネーターとして一般企業へ転職する場合も点滴の処置は行わないので、安心して働くことができます。