慣れていない新人看護師が掴んでおきたい点滴のコツ

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新人看護師の点滴のコツ!

新人看護師の点滴のコツ!

慣れていないうちの点滴は恐怖を覚えることもありますし、最初の頃にどれだけ成長できるかで大きく差が出るものです。そのためなるべく新人看護師の頃に点滴に苦手意識を覚えずに進めることが一番です。ここでは新人看護師が点滴をする際のコツについて紹介しています。

点滴は準備から

新人看護師の場合は点滴のコツとして準備から万全にすることを心がけましょう。物品を用意することも準備の1つですが、それだけではありません。患者さんのベッドサイドへ行ってからの準備も大切ですので、サーフロー針につなげるルートをすぐに取れる場所に配置したり、固定用のテープをすぐに使える場所に置いておくなどを意識しましょう。
サーフロー針を刺した後はその部分を片手で押さえながらの作業になるので、片手でルートをつないだりしていくことになります。この時に手の届かないところに固定用のテープがなかったり、少し遠いところにあれば、押さえている片手を動かしてしまう可能性があります。そのため近いところで片手でも扱いやすいように準備しておくことが大切になります。

上手な人を良く見る

新人看護師限ったことではありませんが、点滴や注射などの針を刺すという行為は上手な人を見るのが最も上達に近づきます。特に新人看護師は1回1回の経験を大切にすることが重要なので、その1回1回の経験を着実に進歩につなげるために上手な人からイメージを学んでおきましょう。
どうやって血管を選定しているのかといったことや、物品はどのあたりに置いて用意をしているのか、そして針を刺す角度は自分とどう違うのかなどに注目しましょう。上手な人はこの3点が上手いはずなので、特に意識して学ぶことで1回の実践で大きな成長につなげられるはずです。

ためらわずに刺す

新人看護師としてよくあるのがためらってしまい、針先を震えさせてしまうことです。これはミスにつながりますし、ためらう理由にはこれで良いのかな、と考えすぎていることにもあります。また不安に思うあまり刺してから血管を探してしまう人もいますが、これは探っているうちに動脈を誤って刺してしまう危険性がありますのでやめましょう。
まだ新人看護師ですからミスをしてしまうことは当然です。一番良くないことは失敗を経験しないことで大きな失敗をしてしまうことなので、まずは失敗してしまうことを恐れずに自分ができる精一杯に自信を持って処置を行っていくことです。

点滴が苦手な看護師へ